中学校の国語の授業にも使っていました。
単純な絵の中に、哲学が潜んでいます。
三角のかけらくんは丸くないため1人では転がれないと思っています。
2人で丸い形になれば、どこだって転がっていけるはず。
そう考えたかけらくんは、ピッタリ当てはまる相手を探すため、さまざまな試みをします。
でも、やっと見つかったと思った相手もかけらくん自身が大きくなってしまい、ずっと一緒というわけにはいかず。
そんなある日、彼はビッグオーに出会うのです。
ビッグオーは言います。
「ボクはかけらなんか探していない」
そしてかけらくんに問うのです。
「1人でやろうとしたことはあるの?」
ビッグオーが去った後、かけらはどうしたか?
4コママンガで書いてもらいます。
内容が深いので結末の持って行き方は様々ですが、
生徒の色がしっかりと出て、なかなか興味深いですね。
かけらがやはり依存するのか、自立するのか、 はたまた自立を試みるも失敗するのか。 どれも素敵ですが、 子ども達自身の成長の過程を伺い知ることができます。
公開日:2020年01月14日(火)
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