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執筆者の写真麻美 木村

学びの本質とは


この漢字、何歳のお子さんが書いたと思いますか? 実はなんと、5歳のお子さんなんです。 しかも、何も見ずに思い出しながら書いたそうです。 絵を描くように、一つひとつ楽しんで書いた様子が伝わってきます。 子どもの頭は柔軟なので 無理やり詰め込めばこれくらいの漢字はすぐに覚えるかもしれません。 でもこのお子さんにとって漢字の世界は これから足を踏み入れる外の世界の一風景なんです。 そしてその世界に希望をもち、知りたいという興味があるからこそ この風景を積極的に自身の中に取り込もうとしたのだと思います。 単純な事のように見えますが、 家庭が安心できる場所である事 自由に表現する楽しみを知っている事 間違えや失敗を許してもらえる環境がある事 (このお子さんのお母様は間違いを訂正したりしないでしょう。正しい、正しくないは大した問題ではないですね。) 知らないことを分かろうとする意欲がある事 など、様々な要素が絡み合って、こんな素敵な漢字ノートが出来ました。 これらの漢字の意味を知った時の彼の喜びは如何程かと思います。 学ぶことは楽しい事。 それを知ってもらうために大切なことはただ一つ。 心と身体の準備が出来ていない段階で教え込まない事だと思います。

公開日:2020年03月06日(金)

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