長編の本に入り込むまでには、最初の40ページが勝負 と言われています。 ならば、その40ページ、こちらで読んじゃおう。
と、何故か、読み聞かせスタイルで。 でも、これには立派な理由があって、耳ではなく、目から情報を取るタイプの子は、この方が絶対に落ち着くのです。 100ページ程読んだところで、みんなで続きを想像したり、感想を言いあったりします。 陰謀説あり、SFあり、みんな好き勝手に言って、楽しんでいます。 続きはお家の人から買ってもらって読んでちょうだいと言っておくと、2人に1人はそうしています。 本の面白さを伝えるには、一緒に楽しむのが1番。 少し誘導するだけで、あとは自分で、その世界に入り混んでいきます。 杜子春を読んだ時には、杜子春が、父母のために声を出すかどうか の所で切って、続きは、お家の人に聞いてねと言っておきました。 「教えてくれ」とせっつく子どもに、どうだったかとうろ覚えのお父さん、慌てて本を買いに行って、一緒に読んだそうです。 「2分間の冒険」 ファンタジー、冒険、哲学を兼ね備え、どんでん返しありの、私の大好きな一冊です。
公開日:2018年08月01日(水)
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