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  • 執筆者の写真麻美 木村

漢字で結ばれた中国と日本


私の中国語の先生。歌手のアミンさん。 ユーミンとのユニットで紅白に出るほど、実力派のアーチストです。 彼女のコンサートに行って、「中国語ってこんなに綺麗な響きなんだ!」と感激し、習い始めて四年。 亀の様な歩みですが、習う程に日本との繋がりの深さに驚かされます。 特に私は長崎出身なので、しきたり、お祭り、食べ物、と、文化面ではとても親しみを感じます。 でもやはり、1番恩恵を受けているのは、文字ではないでしょうか? 記紀も漢字があればこそ、残す事ができました。 勉強していると、昔の日本人が中国の漢字を、どのように日本語に組み入れていったかがよく分かります。 最近、中国の海賊版がよく問題になりますが、こんなに沢山の恩恵を受けているのだから、ちょっとぐらい許してあげて、と個人的には思ってしまうのですが。 中国人のマナーについても色々取り沙汰されていますが、上海に行ったとき、こんなことがありました。 帰りの便の空港で、中国元を使ってしまおうと、お土産を買ったのですが、レジで計算すると、300円程足りませんでした。 すると、後ろに並んでいた20歳ぐらいの男性が、僕が300円出すからお土産は返さないでいいと言ってくれたのです。 何とスマートな振る舞いだろうと思いました。 気持ちはあっても、なかなか行動には移せないですよね。 日本に来た中国人には、絶対親切にしようと思いました。 ココの芽の子どもたちも、こんな青年のように育ってほしいと思っています。 中国は簡字体といって、数十年前に漢字が簡略化されました。 ですから、昔ながらの漢字は、日本の方が残っているんですね。 この文化も、子どもたちに大切に伝えていきたいと思っています。

公開日:2018年10月03日(水)

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