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執筆者の写真麻美 木村

長男のこと 料理のこと


今日は玄米トマトリゾットを作りました。 簡単でとっても美味しいので、ぜひお子さんと作ってみて下さい。 人参   玉ねぎ  セロリ  しめじ  ベーコン  ブロッコリー  さつまいもなどの余り野菜をコンソメスープで煮込み、野菜が柔らかくなったら、トマト(トマト缶でもOK)を投入。 最後に玄米とチーズを入れ、塩で味を整えたら出来上がり。 白米でもいいのですが、私は、玄米のプチプチした食感が好きです。 野菜は何でも。冷蔵庫が一掃出来て嬉しい限り。 セロリが入ると大人の味。

チーズをたっぷり入れるのがコツです。 お代わり合戦で、あっという間に無くなりました。 料理に関係して、うちの長男の話しをさせて下さい。 彼は今、神戸の大学に行っています。 朝夜のご飯は、毎日自分で作っているそうです。 親にとって、子どもの食生活がちゃんとしていることは、一人暮らしをする上で、何よりの安心材料です。 スポーツをしているので体調管理を意識している事もありますが、もともと、料理を作るのが苦にならないようです。 こう聞くと、私が小さい時から、美味しい手作り料理を、手塩にかけて作ったのだろうとか、 料理の基礎をみっちり仕込んだのだろうとか思われるかもしれませんが、 まったくそんな事はありません。 高校のお弁当も挫折し、「これで1日何とかして」と罪悪感と共にお金を握らせたことも、数知れず。 ただ、小さい頃余裕のある時は、うどんを踏んで作ったり、クリスマスケーキを一緒に作ったり、楽しい思い出は沢山あります。 うちの塾で1番料理の上手だった子は、朝ごはんが毎日パンと飲み物でした。 お母様が美容師で夜が遅い上、介護もあったので、なかなか朝ごはんがちゃんと作れないといつも嘆いていました。 私は、家庭はそれぞれだから、みんなが無理のないようにと言っていました。 でも、元々お菓子作りの得意なお母様でしたから、休みの日は、2人でよくスイーツを 作っていたそうです。 そのうち彼女は、何でも自分で作れるようになっていきました。 2人に共通していること。 それは、料理作りの経験が、楽しい思い出と共にあるということです。 ココの芽のコンセプトと同じく、共感し合いながら 楽しんでやった事は、いつか芽が出るのではないでしょうか? 強要したり、言い聞かせたりしなくても、 抵抗感が最初からないので、当たり前のことになるようです。 あっという間に終わってしまう子育て。 将来を心配するより、沢山、沢山子どもと楽しんで下さい。 その一つひとつが、心の栄養として、その子が人生を歩んで行くときの糧となります。 と、ちょっとだけ先輩お母さんの私は言いたいのです。


公開日:2018年12月08日(土)


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