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執筆者の写真麻美 木村

絵画教室のような


ココの芽のことをあるお母様が、「絵画教室のような」と表現して下さいました。 言いえて妙だと大変感心したのを覚えています。 私自身教職に就いていた時、教科書に載っている作品の挿絵に色をつけたりしていました。 不思議なことに、色を塗るという作業をするだけで、場面の心情を深められたり、新たな一面に気づいたりできるのです。 そういう咀嚼をしていると、私自身が作品に思い入れを持っているので、とても教えやすったのを覚えています。 この学習も、先ずは名もなき植物たちをスケッチする所から入ります。 描くことで、色んな思いが浮かんできたり、愛着が湧いたりしていきます。 そして、その思いを呟くように書いてみるのです。 どこまでも沈潜していくことで見えてくる世界を経験します。 対象物を擬人化する、客観的に比喩してみる、名前をつけてみるなど様々なアプローチで遊びます。 名付け親になるのは、とても楽しいみたいで、「英語では何て言うんだろうね?」とみんなで相談しながら付けるときもあります。

ココの芽では、こんな時間をとても大切にしています。

公開日:2019年07月18日(木)

閲覧数:3回

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